つばめの旅

大学生。学んで動いてコスメを集めてそんな日々です

【結局見た目?自分基準の美で生きたい】YouTube広告を見て過去の自分を思い出した

안녕.つばめだす✋

今回はメイクのことでは無くてちょっと最近話題になっていることについて書こうと思います

もうタイトルで分かると思うんですがYouTube広告の見た目の支配の話です!

脱毛クリーム、食べると痩せるサプリ、二重になる化粧品、くすみシミを消すクレンジングバーム…

皆さんもYouTubeを見ていたら目にするもの達ではないでしょうか?

私は最初この広告を見たとき笑ってしまったんです。

絵柄や声、ストーリーをあれこれ変えて何度も私の目の前に現れる姿が必死にこちらを追いかけているようで面白かったからです(内容はクソだけど)。

この広告に対する評価は悪いものが大半だと思います。

この広告って未だに女性を無意識に支配しようとする意識、見た目こそが女の価値であるという考えを大量拡散していて最悪なんですが恐らく広告を見てその商品に興味を持つ方も少なからずいると思います。

かくいう私も昔痩せるサプリなるものに手を出したことがあるのです。

その時から今の自分に至るまで、自分の体験や考えを自分なりにまとめてみました。

もし見た目を気にしていてダイエットサプリやダイエット飲料に興味を持っている人がいたらまずこれを読んでから決めて欲しいです。

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ダイエットサプリに手を出した

私がダイエットサプリなるものを知ったのは高校に入学してすぐぐらいの時でした。当時体型を気にしていた私は痩せる事以外何も考えられなくてサプリを購入しました。

そのサプリは飲む量がとても多くて飲み始めてから二日ぐらいで気持ち悪くなって飲むのをやめて他のサプリなら大丈夫かもしれないと思い変えました。(変えたやつは腸環境を整える系だった気がします。)

飲んでると気持ち悪くはならないんですが便秘薬を飲むのと違いが分からず飲むのをやめました。

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結果痩せるというような効果は無かったです。当時は周りの評価が絶対で自分自身をみつめるという事がありませんでした。完全に見た目への劣等感に支配されていた状態です。

その後私はストレス、部活によって標準体型まで痩せることになりますが痩せた後は追いかけるように一重残念コールが鳴り響くようになりました。

高校2年後半辺りから、「一重じゃなかったら本当に良いのに!」と言われ続けましたが私は入学時のように思い悩むことは無かったです。

それについては後ほど…。

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周りの評価に翻弄され続けた子供時代

小学生の頃から人間は見た目や性別で差別する、自分より下の立場を作ろうとしています。

子供は純粋だから人に嫌なことを言ってもある程度は仕方ないと私は思いません。

もっと言うとこの時期から男のコミュニティ、女のコミュニティを作り出し女性の性をモノとして見るようになりはじめます。

この時期の教育って本当に大切だと思うのですが残念ながら教師への負担が増えるような政策ばかりで現場は子供と向き合った教育などできる状態ではありません。f:id:shirotsum:20200622152413g:image

教職をとっていたのですが道徳に成績をつけることが決まって絶望してやめました。

 

ババア?

今思うと痩せることに執着していたのは殆どが周りの影響でした。

わたしが自分の見た目が世間の言う可愛いから外れていると感じたのは小学五年生の時。

遺伝で子供の時から白髪が沢山あった私は友達から毎日のように白髪が見えていることを報告され続けました。体系はやや太めでそれが更に私のことをババアと呼びやすくしていたようで

目が悪く目を細めて黒板を見ている時や友達の声が聞こえなくて聞き返した時も男子から「髪だけじゃなくて存在がババアじゃねーか」と言われました。

見た目=女の価値

体育が元々好きではなかった私ですがドッジボールで逃げることに関してはプロ級でよく最後の一人になっていました。

外野にボールを渡したりたくさん取ろうとしたり自分なりに頑張っていたつもりでしたが

体育が好きな外野の子たちは早く次のゲームにいきたかったのか明らかに飽きていて

早く私に当たればいいなと思っていたんでしょうね。

相手チームのボールが顔面に当たってメガネが壊れた時仲の良い子以外みんな沢山笑って私を指差したりからかうだけからかって、次のチーム決めに移行していました。

辛かったしとにかく前が見えなくてフラフラ歩いていたらくすくす笑われました。

ところが別の体育でお母さんがモデルでその子自身もとても可愛いと有名だった同級生にボールがぶつかった時周りはみんな心配してボールを当てた人も謝罪していました。

それを見た時小学生ながら人は見た目なんだとインプットされました。

お父さんに似てない

こんなことを言うとファザコンと言われてしまいそうなんですが私の父親は高身長で細身、髪の毛もふさふさ、子供の時からハンサムと言われる見た目でそのことを祖母も自慢に思っていたので私の見た目に不満があったんだと思います。

私に直接言ってくることはなかったんですが祖母の家で昼寝をしていた時お隣さんが遊びにきて祖母が「あの子は息子に似てないのよ。」「女の子なのに背だけ似ちゃってね」「太めだしどうしてかなと思うの」と話しているのが聞こえたんです。

すごく傷ついて怒りより悲しさが勝って一人で泣いていました。タイムマシーンがあったらその時にもどって自分を抱きしめたい。

見た目に関すること以外はとても現代的で素敵なおばあちゃんなので嫌いにもなれずただただ自分を攻めていました。

 

子供のやることだから。男の子だからしょうがない。

ええ。多分本人たちは全く言ったこと、やったことを覚えていないでしょう。

だけどわたしは深く傷ついて今もその事を覚えています。そして周りの人のサポートにも絶望しました。保険の先生や学童の先生に話した時返ってきた言葉は「仲良いから言うんだよ」「〇〇ちゃんのことが気になってるんじゃない?」でした。

こういった話を聞いて「仲良いから言うんだよ」「〇〇ちゃんのことが気になってるんじゃない?」という反応をするのはやめてください。

「ババア」「デカ女」「デブ」「その服、小さく無いと似合わない」こう言った人たちが仮に本当にそう思っていたとしても彼らの発言、行動は明らかに現代の美の呪縛がベースにあると言えませんか?

そしてその発言で傷ついた人が、なぜ傷ついたかを理解せずに言ってきた人を肯定するような発言をするのは今の美の基準値に合わせるよう言う事と同義だと私は思っています。

実際わたしは高校生まで自分の見た目に苦しい思いをしながら

高校生まで周りの言う可愛いが絶対だと思って振り回されていました。

 

そのままが1番美しいという矛盾

私は完全に自分の見た目は周りの評価から判断するようになっていたので大人になったら所謂世間の言う可愛い顔になる為に整形をしたいなと考えていました。

しかしここで面白い現実と向き合うことになります。

  • 整形は悪だ。
  • 変えたところで本来の自分の顔では無い。
  • 親が可愛そう。
  • 人工的。
  • 偽物だ。
  • ナチュラルじゃない。

ネットやTVは整形に対してこういった意見が殆で矛盾を感じました。

ネットやTVは不細工な顔について弄り貶めるのに、可愛い顔を作る人には否定的なのはなぜか?

可愛い顔をした人が増えたら両手を上げて喜ぶのでは無く否定するのはなぜ?

(「見る側」としては皆が所謂綺麗な顔になってしまって貶める対象がいなくなることが嫌なのかなと思います。正直これについてはまだ考えがまとまっていないのですがこの事から私は周りの評価を気にする意味を見失い始めました)

こんな疑問が頭いっぱいに広がっていた時、ふと平安時代の美を思い出しました。

現代なら不細工と言われるであろうおちょぼ口に瓜実顔。

あれ?

美の基準って時代によって変わってしまってる?

なんで変わるの?

誰が決めるの?

誰が美を決めるの?

そういえば男子の美の基準って何?

美ってすごくあやふやで儚い概念なのではないか?

何百年ちょっとで変わるような薄っぺらいものじゃないか?

→ここまでいって整形について調べたことで見た目を周りから評価されるという事の馬鹿馬鹿しさに気づきました。

自己満で結構 肩幅ハンサムに巡り合う

周りから色々言われる事を間に受ける必要性の無さを感じ出した高校2年の春。

私はBTSを知りました。

(きっかけは皮肉な事にYouTubeの広告😂)

彼らの歌詞に励まされて毎日毎日YouTubeやブイライブで動画を見ていました。

そしてあるメンバーに目が止まります。

その人は

キムソクジン

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当時のわたしはシュガさんのラップに痺れ上がっていてジンさんについて特別な関心が無かったのですが彼の行動や発言がジャッジされ続けてきた私にとても染みました。

彼は

自分がワールドワイドハンサム

というスタンスをどこにいても誰といても貫き通します。

メンバーが恥ずかしがっても真顔で(少し目を大きくさせながら)言います。

彼は鏡で自分を見るたび「いやぁ今日もハンサムだ」と言うほど自分の見た目が大好きです。

 

だけど彼は人の見た目を本気で貶したり人の見た目に対してとやかく言ったりしません。(ゲームに勝つためジミンに豚といったことはありますが)

なんでかって、多分彼は自分が満足しているから。

自分が満足していてそれで良い。

そして他人の見た目に心から興味がないんだと私は思っています。

自分はワールドワイドなハンサムだという彼の自己肯定感は周りを貶めジャッジする事で保たれているものでは無くて自分を第一に置いて考えて保たれているもの。

これは当たり前のようで当たり前じゃない考え方で私からしたら眼から鱗でした。


日本語字幕【 Moon 】 BTS 防弾少年団

 

彼は辛いことを表面に出さない人だと思います。年功序列の意識の強い韓国で周りはみんな年下の中苦手なダンスや歌を練習するのはどれだけ辛くて大変か。(じみんちゃんが本当の努力家はジンヒョンと言っていたように)笑顔の下で泣いていた私には彼は眩くて彼みたいになりたいと思っています。今も希望の光です。

ジンのおかげで自分が満足する見た目ならそれで良いんだ。

と当たり前のことに気づけたんです。(今思うと本当に見た目の評価に支配されていた)

 

おわりに

少し周りの視線を考えずに自分と向き合ってみて欲しいです。

今回のブログのサムネは私の思いを詰めました。

周りの人があなたの顔、体についてマイナスなことを言ってきても、それは私たちの問題じゃ無い。言ってくるやつの問題です。私は自分の選ぶ美で生きていきたい。もしかしたら将来整形したくなるかもしれない。でもそれで良いじゃん。自分で選んでいこう〜。

たまらなく辛かったら私にDMくれても全然良いし一日の中であった幸せだったことを書く日記をするのもお勧めです。ご飯が美味しかったとか天気が良かったとかそんなことで良いんです。そして哲学もお勧め。

 収益私に入らないので見てみて〜

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自分が満足する形なら何をしても良いと思います。整形をしても良いしダイエットして自身がつくならしたら良い。

ただ世間の美の基準にジャッジされることに苦しまないで欲しいしそれを絶対だと思わないで欲しい。世間の評価というのはとても儚い脆いくだらないただの概念だからです。

 

自分と向き合って今思っていることは

✔︎全部白髪になったらブリーチ要らずだ

✔︎筋肉が欲しい

✔︎自分の広い肩幅と背の高さが好き

✔︎ガッツリしたアイラインで一重瞼を縁取りたい

沢山の自信と愛を自分にあげたい。

今もそう思いながら書いています。

 

僕が幸せであることが重要だと思う。

なんで僕がいつもふざけてワーワー笑っているかというと、みんなが笑ってくれるから。

笑ってくれることは大事だ。

僕が幸せになるためにみんなを利用する。みんなを笑わせて僕を笑わせる。

誰かが君を見て幸せになれるんだったら、君も幸せなんだ。

                                ーBTS Jin

名言過ぎますね。

最後に大好きな曲を聴いてお別れしたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました!

안녕히계세요〜!


【BTS・防弾少年団】Answer: Love Myself (日本語字幕) 

  

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